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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

私の進む道?

昨日の続きです。

昨日厚い革の縫い合わせ中に、下糸がカマに絡んで取れなくなってしまいました。
慣れないミシンに恐る恐る対処をしてみたものの、効果はあがらず、あえなく作業中断。

そして今日、朝一にミシン屋のおじさんに電話です。
ミシン屋さんは、バッグ教室の先生にミシンを納めているカトウさん。
「急ぐかい?」の問いに「どうしてもじゃないけど、早い方がうれしい」と。
そうしたら、事務所移転作業中で大変な忙しさだというのに、とんで来てくれました。

価格もものすごく頑張ってくれましたし、何より電話一本で飛んで来てくれます。
「ミシンを寝かせて、ここのネジとって… ほれ、やってみぃ」
と、いろいろなことを教えてくれます。
ホントにありがたいです。

でも、まだ一人でできる自信がないので「おじさん、また電話することになりそうだけど、いい?」と聞いたら「ええよ」と笑ってました。
もう少しちゃんと習得して、レポ出来るようにしなくっちゃ。

先生のところでは、上糸#8、下糸#20を使用しているのですが、やはり太い糸は負担がかかりやすいとのこと。
「もうちょっと革も薄く漉くといいんだがなぁ」と…。
革漉き機がなく、手で漉いているので、どうしても厚くなってしまいます。
とりあえず糸は上下を#20にしてみましたが。#30でもいいかもしれないと思いました。

そんなこんなで、バッグを縫いました。
ネックとなる口の縫い合わせは …ボロボロです。
何度もやり直したんですけれど…。

しかも、縫い合わせに気を取られて、マグネットボタンをつけるのを忘れてしまいました。
このバッグは、持ち手が一本なので、これがないと思うような形になりません。

持ち手は、端の方はミシンで縫えなかったので、手作業で縫いとめました。
そうしたら、指抜きの隙間を乗り越えて、針の頭の方が中指にプチッっと刺さってしまった!
ううっ。
でも、集中してるとそんなに痛くない!
もうちょっとだ~。

…いろいろ問題はあるけれど、だいたい目鼻がついてきました。
では、形がイメージできるところで記念撮影。

0324作2

…ということで、口の縫い合わせはやり直しとなりま~す。…解かなければ。
そうそう、上下送り機能のあるアダプターを一緒に購入してみたのですが、これ、試していなかったわ!
近日中にリトライしてみます。
マグネットボタンも忘れないようにしないと。

持ち手は、ミシンでの縫い合わせはあきらめて、カシメでとめましょう。

0324作1

ああ、これでちょっと落ち着いた!
新しいミシンを使って、思っていたものを作るまで、落ち着かなかったんですよね~。
なにせ、突っ走るタイプなもので…。

0324ビク1

…バカ みたいって言いたいんでしょう? 
わかってるわよ、ビッキー。
でもね、私には試行錯誤が大事なの。

革のバッグを本格的に手掛けるには、工業用ミシンも革漉き機も必要になりそうです。
きちんと革漉きをしないで本格的にバッグを作ることは、デビュー間もないシュプール君には余計に荷が重かったようです。

でも、これでなんとなく、今の私の手持ちで出来ることが見えてきたような気がします。
私の当初の目標は、革カバンを作ることではなかったはずです。勿論、続けていきますけれど。

…これで安心して、布の作品に戻ることができそうだわ。
勿論、革とのコラボは大事。ヌメ革等を上手に使うことを考えましょう。

当面、このシュプール君と二人三脚で頑張ります。
そうやっていって、物足りなくなったら、少しずつ考えていくことにします。
C教授、T・A・M・Aさん、そのときにはお世話になります。よろしくお願いします!

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