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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

CADで製図!

えー、CADソフトで製図、の話でちょっぴり盛り上がっております。

今日は、今使っているJw_cadの話をしてみようかと。
製図が楽になる方法はないかな、ということで探したのがこのソフト、J君でした。

…ちょっと、恋愛小説風に言ってみよーかな。

今ではJ君は、私にとってなくてはならない存在です。 
でも、J君と仲良くなるには、それなりに時間が必要でした。

私、実はもともと専門分野はコンピュータなんです。
だから、J君を手なずけるのは時間の問題と、たかをくくっておりました。

ところが…
J君は、普通のWindowsのソフトとは、操作が随分異なります。
スクロール、拡大縮小など、大抵のWindowsアプリケーションに共通しているはずのものがない!
多分、Windowsのできる前からの歴史があるのでしょうね。

最初は、自分がどこにいるのか、さっき作った図形がどこにいったのかもわからなくなることがありました。
まるで、迷路に迷い込んだように。
その度に、私は不安に駆られます…。

ヘルプや、解説しているサイトを調べつつ、試行錯誤を繰り返して少しずつ慣れ、我流ですが何とかJ君と思いを通じ合わせることができるようにはなってきました。
それでも、コピーや移動をしても、きっちりと自分の思う場所に配置できないこともあり、ちょっとJ君をもてあまし気味で付き合っていました。

私とJ君との距離が劇的にと近づいたきっかけは、友人のYさんが作ってくれました。
Yさんは、以前インテリア関係のお仕事をしていて、J君を知っていました。

Yさんが家に遊びに来た時に、J君のことが話題になり…
「J君にはこんなところがあるるのよ」「こうやって扱えば機嫌よく動いてくれるわよ」と、教えてくれ…

私の中でJ君は、時別の存在になっていきました。

…あー、もうやめたっ!
めんどくさっ!

考えてみたら、面取機能を知るまでは、私も革パーツのほとんどは手書きでした。
大きさやカーブを何度も紙に描いては、描き直し…
描いたものを紙をカットして確認してみたり、実際の革をカットして確認したりします。

ところが、かの「面取機能」は、そういう時にも大活躍なんです。

ちょっと、紹介しちゃおうっかなぁ。

例えば、パイピングをするとき、バッグの角を少しだけカーブさせたいとします。
そんなに大きなカーブはいや。いろいろ試してみたい、なんて時。

① 面取クリック
② 丸面クリック
③ 寸法にカーブの径を入力
④ カーブさせたい2辺(バッグの底と脇の線)を1つずつクリック
これだけ。

寸法の指定を変えれば、こんな感じに。

1026製図1

持ち手の先端のカーブを検討するときには…

同じ要領。直交していなくても2直線を選ぶだけ。
丸面と、楕円面の選択で、カーブの仕方が変わります。

1026製図2

これをプリントアウトすれば、紙をカットして実際に試してみるっていう後の過程は同じ。
もちろん、複雑なカーブは、手書きしてますけど。

この面取機能は優れもの!
寸法を指定するのと、3~4クリックでここまでやってくれるんですよ!

教えてもらうまでは、円弧を描く処理を、中心の点を指定してやってました。
これは、面倒なのに、できれいにいかないことがあるので、あまり使わなかった。

…本当に、J君はすごいソフトだよなー、と思います。
しかも、タダなんですから!

どうですか?
アナログ派のあ、な、た!!
ちょっといいでしょ?

そうそう、モシャモサ ビッキーが、やっと すっきりビッキーに。

1026ビク1

どう?

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