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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

小ぶりのビジネストート

小ぶりのトートが完成しました。

おなじみになった キツネとぶどうの柄。
仕事の道具を小分けにして持ち歩くための、軽さを追求したビジネストートです。

当初は防水加工の生地を使う予定でしたが、風合いと使用する芯との相性で、こちらをチョイスしました。

軽さを追求し、手ひもはテープ。
ちょっとおしゃれなテープで、中心が窪んでいるので、そこにオレンジの帆布をステッチしました。

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少し長めの手ひもです。
うーん、最初はこの帆布で裏打ちをして、ちょっとだけオレンジをのぞかせるはすだったのですが、おしゃれなテープが手に入って、ちょっと調子に乗りすぎたかな?
かわいいけれど…どうかなぁ。

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マチは黒の帆布。

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底とハカマは牛革です。

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渡しはマグネットとめ。

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マグネットを外すと下に垂れます。
ポケットはファスナーと携帯2つ入れ。

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それから、口の縫い合わせについて少し。

表がベージュ、見付部分がこげ茶の革の組み合わせです。
以前作った白地のかごバッグもそうだったのですが、表と裏の色が極端に違う場合、口の縫い合わせで悩むことになります。

中間色や、アクセントカラーでステッチをデザインとして見せてしまうのも一つやり方なのですが… 
ほとんど白と黒に近い色の違いなので、あまり目立たせたくはありません。
そこで、上糸と下糸を別の色にすることに決定しました。

さて、実物と同じような厚さを再現して、試し縫いを山ほどして、糸調節を念入りに。
返し縫いをすると、どうしても別色の糸が出てしまうので、端の糸の始末を上糸下糸別々に行います。

前回はぐるりと縫っていき、最後に縫いはじめの部分を重ねて縫うことで補強。
今回は、マチ部分に黒を使用したため、ここで上糸を変えて上下同じ色の糸になった時点で重ねる形で返し縫いをする方式をとりました。

私はこんな風にしているのですが、もっと簡単なやり方があるのかしら?

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それからもう一つ、防水について。

布・革両方OKの防水スプレーをかけて提供し、アフターケアーでもある程度の頻度で防水スプレーを使うことをお勧めしているのですが、ちょっと前に見つけた強力な防水スプレー、これが優れものなんです!
水滴を落としても浸み込みません!

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これは強力!
あとは定期的に防水スプレーをかけると長持ちしますよー!

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