表側の加工
表を作っていきます。
友人のリクエストは、ちょっとかっちり目の仕事用の縦長バッグ。
持ち手はしっかりさせて自立させたいのですが、バッグが縦長なので使わないときには倒れるようにした方がいいでしょう。…ということで、カンを挟むことに。
角カンを本体に固定するのですが、非力なミシンでは心もとない。そこで、革でカンをはさみ、事前に本体に縫いつけてから本格的に固定する方式をとりました。
カシメだけでもいいのかもしれませんが、ミシンで縫ってからの方が、周りがとめられている安心感もあり、見栄えもがいいでしょう。
…え~、やっぱり家庭用ミシンの限界かな(腕のことは完全に忘れています…)。
カンが邪魔で進まないとおもったら、ちょっと行き過ぎてしまったり、滑ったり…。
これ、見栄えがいいのかなぁ。しない方が良かったかも。
最初は手縫いでつけていたのですが…、強度が心配で補強素材をやたらと挟んで縫うものだから、いくら力持ちの私でも、手を痛めてしまう。厚く手堅い素材を突き抜けるために、何度も針を刺して血まみれ…。
これって、私だけかと思ったら、結構たくさんの方が書いていらっしゃるのでちょっと安心しました。
手縫いのバッグ製作って本当に大変なんだよな、と思います。
で、やっぱりミシンに頼ってしまいます。
ミシン欲しいなぁ。どれがいいのかなぁ…。
。。。ちょっと真剣に考えてます。
まあ、それはおいておいて…
四隅の補強と、持ち手の土台は、こんな感じになりました。
ちょっと、へんな角度から写してしまい、斜めですね。
縫った後、裏を底板と同じ素材で補強してカシメ止めしています。
こういう時は片面カシメの方がきれいにいきますね。
その後、スライサーを貼って補強。
これって必要かなぁと思いながらも、「丈夫にな~れ」とおまじないのつもりでやってます。
それから、本体の縫い代の部分に薄い底板の素材を縫いつけて補強をしています。
しっかりした芯を使っても、どうしてもへたれる感じになるのを防ぐのに効果的です。
最初のころは、作ってからつけようとして、大変な思いをしたっけ。
底板の縫い合わせも完了。後はどんどん縫って行きます。
あ、持ち手を作る作業が…。
これも、地味な作業なんですよね。
どっちを先にしようかなぁ。
…はいはい、ビッキーはどちでもいいのね。
この記事へのコメントはありません。