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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

振出しに戻る

ちょっと前に書いた、八方ミシンの話を

八方ミシンとは縫う物を回転させることなく、針と押えの方向をクルッと変えて縫っていくミシンなんです。

八方ミシンとは… ←ここにリインクさせていただきますね!

お世話になっているミシン屋のおじさんのところ見に行ってきました。
そこにあったのは、まさに中古のこの子でした。台湾製です。

これね、モーターを積んで電動にすることもできるんですけれど、基本は手回し。
えーと、年末のくじ引きの箱をガラガラ回すときみたいに取っ手を握って回すんですよー!
右手で回しながら左手で支えて縫う!

やってみました。厚物も問題ない。
…でも、うーむ、難しい。
小物ならいいけれど、大物を支えながら片手で縫い進めるのはかなり大変だろうな、という感触。
支え台を作ってもらうのかな…とか、いろいろ話をしていたのですが…

でも、やっぱり違うねー、というのが結論でした。
平縫いの工業用ミシンと兼ねる形で、腕ミシンが欲しい!! …やっぱりそこに行き着きました。
あってもいいかもしれないけれど、これを先に買うことはないですね。

おじさんのとこにも、引き取られてきた三菱の中古の腕ミシンが鎮座していらっしゃいました。
「あのさー、買う買わないは別にして、これを整備するからさー、また見においでよー」とのこと。

「そうするねー」と返して帰ってきました。
…そう、結局振出しに戻る、です。

3LDKのマンション住まい。
夫と犬との生活で、部屋はあるのに大量の本が住んでいる!
何とかすることを真剣に考えよー。
…協力してね、夫!

…そうそう、制作の続きです。

時間が取れなくて少しだけ進捗。

残りの革のコバ処理。口の部分の身付けはヘリ返しをしないので、しっかり磨いて滑らかにします。今回は、ここにこげ茶のイリスを塗っておきます。あまりぽってりしない、さりげない仕上がりが気に入っています。

持ち手の受けの部分は、伸びどめを張り、アメ豚で裏打ちし、コバを磨き、イリスを塗り、ステッチをかけます。

こんな感じ。

0315bag1.jpg

複数の色を重ねて使うこともありますが、今回は一色でいくことにしました。
表に出して見せて止めるか、見せないで止めるか…
ちょっと悩んでます。

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