続いて完成

数日前に、ちょっと紹介したバッグができました。

縦25cm、横20cm、マチ幅9cmくらいの小堀のトートです。

う～ん、仮止めの状態で紹介しているので、画的には代り映えしませんね、
しかも色が良くでないなぁ。

でもね、いろいろと工夫しているんですよ。

これ、底の部分がかわいくないですか？
革とのコンビのトートのイメージを頭の中で描いて、要らない革と布を使って試作して、やっとここにたどり着きました。
ヌメ革が厚くて縫いとめられそうになかったので、苦肉の策でカシメを使ってみたら、あらいいカモ！
…と、偶然のなせる技もあり。

身付けなしのバッグにしたかったので、マグネットをタランと垂らすタイプにしてみました。

ちょ、ちょっと曲がってるなぁ。
…ま、自分用の試作品なのでいっか。

開けるとこんな感じ。
う～ん、マグネットが邪魔になるなぁ。
身付けがないのを忘れていて、ポッケの位置を高くしすぎたようです。

マグネットも、最初は厚い革で短い物を作ってみたんですが、きれいに止まらないし、縫えないし…。
試行錯誤の上、この形に落ち着きました。

そうそう、以前の写真との決定的な違いは、口の部分を革で包んだこと。
でも、これも失敗。…厚すぎて縫えない。

この、マグネットの革の部分で玉砕。
この部分の革もパーになりました。
色々見直し、包む革も精一杯手漉きしてやっと出来上がりました～。

即、使います。
…実は、まだ口が縫えない状態で、もう仕事に持って行きました。

大きいサイズも作りたいな。