新年初バッグ
新年初のバッグ完成です。
まずは完成の図を。
30×20×10のバッグです。
スウェーデンのアルメダール社の布です。
キッチン用のファブリック製品としては日本でも比較的多く見る生地ですが、ちょっと雰囲気の違うバッグに仕上がりました。
友人の提案の、こげ茶とのコンビネーションがとっともいい味を出してます。
昨日の続きから順を追っていくと…
カンを挟んで表と中側を縫い合わせ、表に返します。
これが、思いのほか難関でした。
というのも、目の細かい帆布8枚重ねに表布と芯地各4枚分を縫い合わせることになるので、私のミシンでは明らかに力不足。
途中でウ~ンと止まってしまうのを、手で補助しながらの作業でした。
まるで年老いた馬にたくさんの荷物を背負わせて、お尻を押しながら山越えするみたい。
今までは、持ち手を革を挟んで後で手縫いすることが多かったので気にならなかったのですが、よくミシンが動いてくれたと思います。
そろそろミシン購入を検討しようかな。
革の手縫いも大変なので、ミシンで縫えたらいいな。
…などと考えております。
ここまでの写真が乏しかったのは、持ち手を後でつける場合に比べて、ほとんどの作業を裏返した状態で行うためです。
裏返して持ち手を仮止めした写真です。
さて、持ち手をつける作業です。
今回は、小さめのカシメ2つでとめてみました。
持ち手に縫いつけたアクリルテープは、同じ色では面白くないのでベージュを合わせてちょっと遊んでみましたが、折り返し部分が目立ってしまうのがちょっと難点。
口の部分は…
マグネットボタンでとめられます。
荷物が多い時には、渡し布をつけて同じマグネットボタンどめができるようにしました。
ポケットは…
片側には、大き目のポケット2つ。マチありとマチなしです。
渡し布を使わないときに、2つのポケットの仕切り部分の邪魔にならないところに垂れるようにしています。
反対側には、チャック付きのポケット1つ。
その下に小さめのポケット2つ。携帯用のつもりで、左右のサイズを変えています。
小ぶりで軽めの仕上がりを目指したので、底鋲はやめました。
底部分には、通常の芯に加えて厚めの芯で補強しています。
そうそう、四隅の革の補強は、こんな感じになりました。
内布と同じ生地でくるんだ底板を必要に応じて入れるようにしてもいいと思いますが、これは後でいいかしら。
手持ちのカンが、幅が狭いタイプの物だったので少し隙間が少ないです。
…ということで、完成しました!
ビッキー、どうかしら?
夫の膝の上で手をなめるのに大忙しね。
…あ、そう?
キミにはどうでもいいことだと?
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