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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

やさしくてむずかしい

ポシェットがもうすぐ完成です。

このポシェット、バッグ教室に通いだして2つ目に教えていただいたものを、藤色の革で作りなおしたものです。
太極拳がお上手で、いつもアドバイスをしてくださる素敵なおばあちゃまからのリクエストにお応えする形で作っています。

0613バッグ1

もうかなり前にカットして、ある程度手をつけていたのですが…
作りは単純なのですが、いろいろと進まない理由がありました。

まず、口のファスナー。後ろのファスナーがは市販のものを短くして作ったのですが、口の部分のものは手持ちがなく、バッグ教室で分けてもらわなければなりませんでした。

そして、ミシンかけ。
手紐を通すしっかりした輪を、本体に挟んで縫います。
かなりの厚さなので、いくら頑張っても家ミシン、シュプール君では前に進みません。
結局これも、バッグ教室で工業用ミシンを借りることになりました。

それから、手ひも。
ただの紐に見えますが、かなりちゃんとしているんです。
まず、藤色に合う革を調達します。もちろん一枚革です。
そして、薄く革漉き。
150cm以上あるので、手作業では絶対に無理。バッグ教室で革漉き機をお借りしての作業となりました。
漉いた革で、芯をくるむようにして四つ折り。
息をとめるようにして延々とミシンをかけて手ひもが完成です。

構造的には単純でも、実はいろいろと課題の多いバッグ。
また、家でできることは少なく、ほとんどの工程をバッグ教室でさせていただかなくてはなりません。
だから、やさしくて難しい作品です。

そして、やっと出来上がり。
でも、もうひと息かな。
ヒモ通し部分の縫製を補強するのを忘れていました。
もう少し工業用ミシンをお借りした方がよさそうです。

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