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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

フラップ付きのショルダーバッグの試作

最初に製図したバッグ、フラップを付け、サイドにベルトを付けてショルダーバッグにしようと思います。

本体の生地には、今回は超ハードな芯を張ってみました。

マチは羊皮のコートの革を再利用します。

さて、マチについていろいろと。

以前はマチと底を1枚布でとれないときには、2枚を中央で剥いでいましたが、底の部分は一枚にした方が、見栄えも、落ち着き具合も良いので、マチ×2と底で 3枚剥ぎにするようになりました。
それから、角に剥ぎ目がくると扱いにくいので、角から少し入ったところで剥ぐようにしています。
この方法が気に入り、以降たいていのバッグで3枚剥ぎを採用するようになりました。

今までは布でマチを作っていたので、縫い代を含めてしっかり目の芯を張り、そのあと、底の部分のみに厚めのスライサーを追加して張り補強するようにしましたが、この場合、追加の芯はマチには張らない方がおさまりがいいと思っています。

今回は、柔らかい羊革なので、布と同じに扱うことができそうです。
とはいっても、アイロン接着芯は歯が立ちませんから、スライサーの0.6mmをマチに張りました。
そして、底の部分のみに、スライサーの1mmを張り足しました。

そこで悩んだのが、「縫い代には張るべきか張らざるべきか?」 です。
結局、張らない選択をしたのですが、正解は、どうなんでしょうね?
でも、強度を考えると、スライサーを張る前に、薄い洋裁用の接着芯のようなものを縫い代を含めて張っておくほうがよいと思います。

スライサーを縫い代にも張ってその上を縫ったら、針は糊でべとべとになるのかしら?
どなたか、ご意見を頂けると嬉しいです。

こうして作ったマチを、今日は半分だけ付けてみました。

0111バッグ1

次にフラップについて。

しっかりさせたいので、革にスライサーの1mmを張り、薄めの芯を張った帆布と合わせてみました。
最初は、豚革で裏うちしようかとも思ったのですが、薄くてやわらかくて、コバ処理をして使うのがちょっとためらわれるような革は、布みたいに扱ってしまった方がいいかしらと思って…。

ちょっと、片面だけ縫ったパーツに、フラップをのせてシミュレーションです。

0111バッグ2

雰囲気ははいい感じ!

…ですが、実際はやっぱり駄目ですね。
ひっくり返すと、フラップの先端の縫い目の部分が心もとない感じになっています。
う~ん、何らかの補強をしなくてはならないと思います。

0111バッグ3

これ、ビッキーの舌には …あんまり似てないですね?

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