癒されるー
今日はバッグ作成から離れたおはなし。
先日、ぬくもり人形作家の中村ひろみさんに、素敵な人形作りを教えていただきました。
羊毛をしっかりと丸めて頭を作るところから始める、一からの手作りです。
少しずつ形が出来上がってくる度に、つい微笑んでしまいます。
出来上がったものがこれ。
15cm位の小人さん人形なのですが、細かいところにも手が込んだもので、制作にはたっぷり5時間くらいかかってしまいました。
ビックリするくらいの大量の羊毛を入れます。そして、使用するのはすべて天然素材。子供が口に入れても困らないものばかりなんです。
この人形に着せる手作りの着せ替えパーツも手作りでたくさん揃えられます。
頭の形や目の窪みも自分で作り、目、口を自分で刺繍していくので本当に同じものはできません。
なんとなく、身近な誰かに似ているものになるそうです。
見つめては、にまにましてしまうのは、気に入ったバッグができた時と同じ。
でも、なんだか癒されるんですよね。
作っていても、見つめていても…。
本当に素敵な時間でした。
そして、この講習のすごいところは、教えていただいた内容を復習してあと2体の人形をつくり、これを被災地にお届けするというもの。
意識はあって、機会があれば支援に協力することはできても、それを続けることはなかなか難しいことです。
そうした中で、こういったプログラムを考案し、それを継続しているすごさに感心しました。
そうそう、以前被災地の小学入学袋セットの作成にもかかわっていらして、春にはほんの少しだけ協力させていただきました。
もうすぐ忙しくなってしまうので、その前に仕上げてしまわなくてはと、少し前から取りかかっていたものが完成しました!
まず、最初の一人がこれ。
美形でしょー?
この子は、バンダナみたいに布で髪を覆う形としてみました。
もう一人は…
ぐふふー!
この子は素朴。私っぽい?
三角帽子にしてみました。
なめても害がないように、蜜蝋クレヨンで頬紅をつけます。
持っていないので、後で作った2体は、今度お目にかかったとこにお借りしてつけることになります。
頬紅をつけるともっとかわいくなるでしょうねー。
不思議!
見ているだけで、つい微笑んでしまいます。
この子たちが、いつか被災地の方々の癒しになるといいなと思います。
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