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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

シッカロールて?

昨日の続きです。

バッグの製作にシッカロール?!

0923バッグ2

これは、昨日の画ですねー。

…えー、ちょっくら焦ってます。
もったいつけて「何に使うの?」と書いたけど…。
解説する写真をとらずに、ついつい先を急いでしまいました。

つまらない説明になってしまいますが、お許しを!

今回は、丸い革の持ち手としました。
これは、持ち手の両端を縫って芯を入れるものです。

このごろ、このタイプの持ち手が気に入っているのですが、実は太さや素材を色々と変えてみています。
色々なやり方があり、芯の種類も色々ですが、今回は少し太めの10mmのガラ紐を使いました。
見かけは悪くても、軟らかい持ち手が出来上がります。

手順は、…簡単に言うと、持ち手の革の両端を吸い合わせて筒状にし、そこに芯を通す訳です。

両面テープで両端をとめてミシンで縫えば、余分なところが接着されず芯も通し易いです。
でも、2枚の革の合わさったところがきっちりと接着されないため、この部分のコバ処理がきれいにいきません。

両端をしっかりととめるには、両面テープよりも、ゴム糊を両端にしっかりと塗り、密着させる必要があります。
ところが、こうしてしっかりととめて縫うと、今度はどうしても、少し内側まで接着してしまい、筒が細くなって芯が通りづらくなります。

そこで、菜箸のような棒で、くっつきすぎたところを剥がします。
そして、ゴム糊によってまたくっついてしまわないようにし、芯の通りを良くするためにシッカロールを少量、筒の部分に入れてやります。

これだけで随分違います。
また、余分な隙間があかず、手紐がプックリときれいに仕上がります。

0924バッグ1

あー、これがまた、面白くない画で申し訳ない。

こんな感じでプックリした持ち手ができます。

0924バッグ2

通し終えたら、芯を整えて革に接着し、縫い合わせた革の終点部分をしっかりと縫い合わせます。

次は、あわせて縫った部分のコバ処理が待っています。

ふうっ。
画像が無いと、面白くないしわかりにくいですね…。

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