持ち手の処理
今日は持ち手をつけます。
角カンを挟むと、普段は下に垂れていて、持つ時だけ立つ形になります。
でも今回は、ずっと立った状態の持ち手が良いとのことでしたので、直接本体にとめることに。
私の仕事用バッグもこのタイプです。
革をはさんだ手縫いも好きですが、今回はカシメでとめる方式にしようと思います。
強度も確保できてアクセントにもなるので、革を持ち手に縫いつけて、これで本体にはさむ形にしましょう。
最初はミシンを使ったのですが、送りがうまくいかずにミシンの目がそろわない!
う~ん、一番の顔になる部分なので、これはちょっと…。
だから手縫いに切り替えました。
…革をバリバリ縫えるミシンが欲しいなぁ。そして、使いこなす腕も。
でも、少し時間はかかっても、昨日紹介した菱目打ちを使えば、見た目は十分。
2つ折りに縫った時のミシンの糸を使用して、ぎりぎりまで縫いとめて処理します。
あとは持ち手側にあらかじめ穴をあける位置を決めておき、準備は完了です。
つける位置、大きさなどいろいろと悩んだのですが、もう、早く仕上げたくてうずうずしてしまい、撮影どころではありませんでした。
つきましたっ!
さあ、もう一息です。
後は、底鋲と底板です。
昨日話題にした四隅の革ですが…
手間がかかるので否定的なことを言いましたが、やっぱり良いかも。
底がしっかりして、形が決まりやすく、型崩れしにくいです。
とはいえ、私の仕事用バッグでも特に問題はないので、これは好き好きかな。
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