仕事用バッグの進捗
バッグ教室での続き。
底板をはり、底鋲を打ち、内側との合体です。
革の縫い代の始末は、場所によっては薄く切り落として金槌でたたいたりと、独特です。
それをすっかり忘れ、糊をつけてしまってから大慌てで始末していたら…そこら中でくっつきあってえらいことになってしまいました。
ふう。
これで完成と思いきや…
まだファスナーがあります。
…ちょっと引っ張り過ぎですね。
この仕事用バッグは、本や書類をどっさり入れることを想定しているので、とにかくしっかりさせたい。
だから、側面をカチッとした芯で追加補強するつもりでした。
でも、口のファスナーの持ちだし部分にカッチリ芯を入れることで、形をきっちりすることができるとのこと。
それではと、その方式を採用することに。
その芯をどうするか、悩みました。
あんまり厚くて、ファスナー部分が邪魔になるのは困ります。
かといって、ふにゃふにゃでは形をしっかり保つ効果は無くなってしまいます。
あーでもない、こーでもないと、芯素材を持って来ては悩んでいたら…
最初は一緒に悩んでくれていたみなさん、だんだん付き合うのに疲れちゃってみたいで「やってみたらー」と、…つれない。
仕方がないので自分で決めました。
今回は薄チケン紙を採用してみることに。
裏側も革にするのですが、ヘリ漉きだと厚くなりすぎかな。
裏側の革はベタ漉きに変えた方がいいかもしれません。
こ、怖いなぁ。
ヘリ漉きはあまり怖くなくなったのですが、広範囲に漉くベタ漉きは…
何度か木っ端みじんにしたことがありますもの。
ま、木っ端みじんになったら代わりの革はないから、内袋の生地を使うつもりで臨みましょ。
ビビってしまうとうまくいかないもの。
来週はそこからはじめまーす。
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