お直し

今日は、以前作成したバッグの直しです。

持ち手の付け根の部分をツートンにするなど、凝ってはいるけれど…
上の茶色の革をステッチせずにカシメ止めに頼ってしまってる。
しかも、平たいリングカンを使ったため構造的におさまりの悪いものに。
その上、その部分をボンドで接着したところ、革との相性が悪く表面の一部がはがれ…。
…未熟でした。

さて、これをどうするか…。

時を経てた今、腕も進歩も多少あるにせよ、あの時に比べて決定的な違いは腕ミシンのアームストロング君が助っ人としていること。

とすれば、やはり腕ミシンを使用してきちんと押さえる形に縫うことにしたい。
口の部分を縫い直すと、ミシン目の穴が複数あいてしまうので、内袋のハギ目を解いて…。

カシメを外して。

革のはがれた部分を補強。

細いリングに交換し、リング周りを腕ミシンでステッチ。

内袋が付いたままですが、ぎりぎりミシンがかけられました！

ついでに持ち手の止め部分を補強。
後は、持ち手をリングにカシメ止めして、内袋を閉じれば完成です、