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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

バッグ教室日記その2

バッグ教室の内容について。

道具入れの次の作品。
やっぱり、ひとつは革で基本のトートバッグを作っておきたいと思い、お願いしました。
今回は縦型のトートにすることに。

型紙をいただき、輪の部分を他の紙に展開します。

革選び。
たくさんの巻かれた革がある棚の前で、「自分の好きなものを選んでいいわよ。でも、ある程度柔らかい方が扱いやすいわね。」と先生。

色だけでなく、質感、厚み等、検討項目がたくさんあって、なかなか決まりません。
最後まで迷ったのは、ものすごく手触りのいいワインとパープルの間のような色の革と、若草色の革。
後ろ髪をひかれつつも、今回は春らしい若草色を選択。

…食べるものを決めるのにも、とことん悩む私。
ふう、ひょっとしたらこれに一番時間をかけたんじゃないか? っていうくらい悩みました。

そして、型紙を置いてカット。
「銀ボール」っていう革用のボールペン?みたいなものを使うと、革の表面に傷をつけずに銀色のしるしを書くことができます。この印を革包丁でカット!
なんだかちょっといっぱしの職人になった気分です。

そして革を漉く作業。
革全面を薄くする「べた漉き」、折り返しをする部位に使う「ヘリ漉き」、縫い代などの斜めに薄くする「縫い漉き」の3パターンを図解してざっと教えていただきました。

そして革漉き機の前へ。金具を自分で変え、隙間を確認し漉いていきます。 
これってすごいことですよね。はじめての人間には、普通全部お膳立てして「はいやってごらん。ほら、できたね」っとはせずに、自分でやらせてくれるんです。

試し革で何度も試していざ!

これ、結構難しいけれど楽しい!!
ポケットの口の裏打ち部分を厚さの調節をして何度かベタ漉きしていたら、穴をあけてしまいました。小さな部位だったので、試し革として残った部分でカバーできてよかったけれど。
今までは、ガラス板の上でレザーを漉くカッターを使ってちまちまとやっていたことが、一瞬で出来てしまうんですね。

カメラを持っていくのを忘れたので、画像はカットが終わったパーツを持ち帰った時のもの。
う~ん、カメラを持っていっても無駄かも。多分1枚も撮れずに前のめりに作業するんだろうな、私。

0219バッグ1

昨日のブログ内容を含めて、ここまでが1日目の6時間の作業。
私にとっては、全てがすごい経験でした。

さて、次回は縫製に入ります。

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