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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

バッグ教室日記その4

バッグ教室に行きました。

先に、今日完成したバッグの画像をのせておきますね (*^^)v 

0224バッグ5

前回の教室で、残る作業は、内側を縫い合わせ、持ち手をつけ、表と縫い合わせるだけになっていました。
だから、2時間くらいでで仕上げて次の作品に取り掛かるつもりで意気込んでいました。

ところがどうして、そんなに簡単にはいきませんでした。
まず、内側のみつけ部分の口の部分をしっかりさせるための紙芯をマチくらいの大きさを除いて張り、口を折り返してゴム糊つけします。(両端3cmくらいは折り返はつけずに置きます。)

そして、内側のみつけに持ち手を縫いいつけ、飾りにV字のミシンをかけます。
…ここで最初の足踏み!

2つは簡単についたのに、3つ目でどうしてもミシンが進んでくれません。
そうとう厚いので、微妙な環境で縫えたり縫えなかったりするようです。たった3センチ程度のミシンかけに、どれだけ時間をかけたことでしょう。
返しミシンの時のバック縫いの方が力強いので、試行錯誤の末、バックで縫って切り抜けました。

0224バッグ7

…ピンボケです。

持ち手をみつけにつけたら、内側を縫い合わせて袋にします。
これは薄くて簡単なんですが、一度へそをまげたミシンがなかなか機嫌を直さず、何故かまた時間をくってしまいました。

内側の脇の口の始末。
折り曲げる出来上がり部分の縫い目の際まで切り込みを入れ、3mm程度とし、そこに向かって上下の縫い代を斜めに切り落とし、上下を反対方向に倒して出来上がり線で折り、ゴム糊でつけます。

ここで、内側のみつけにマグネットボタンをつけます。
ポケットのある方(表?)をメスにするそうです。
これは手慣れた作業ですが、マグネットの裏側の足を折り返した部分に、きちんと接着布を貼りつけておきます。
そうしないと、マグネットの開け閉めを繰り返すことで、折り曲げた足が経ってきてしまうのだそうです。
これは、貴重な情報で勉強になりました。

表側、内側と双方が袋状になったところで、両方を縫い合わせます。
この時、縫い落としを防ぐために、内側部分をほんの少し上に出します。
まず、双方をのりで貼りつけ、洗濯バサミで固定し、乾いたところではずします。
そうそう、この時の糊は、柔らかい合成ゴムボンドを使用しました。

はじからミシンをかける位置にディバイダで印をつけます。
持ち手を挟んだ厚い部分にはミシンでも歯が立たないため、ルレットで印をつけたあと、目打ちであらかじめ穴をあけておきます。

0224バッグ6

さあ、ミシンかけです。
輪になっているこの部分の縫い合わせには、腕ミシンという特殊なミシンを使用します。

最初はポケットのない裏側から縫い始め、1つ目の持ち手の部分は先生がお手本を。
次の持ち手を私が… 進みません。
「あの~進まないんですけど…」 と悲鳴を上げると、周りの方々が「手押ししてみたら」と。「それでもダメです~」 に、「押さえを上げたら」と答えてもらい… なんとかできました。

あと5cmちょっとで終わりという時にまたしても下糸が無くなり、セットしなおしたら試し縫いからうまくいきません。そこから、どんどんおかしくなっていって…。
とうとう先生にヘルプです。先生曰く、「どうしようもなくなったら、針を疑え」と。
外してよく見ると、少し曲がってしまっていました。
針を変えて、やっとOK。

…できましたぁ!!!
ここまでに5時間程度。腹つもりとはえらい違い。
今日は4時間で変えるつもりでいたのですが、このバッグを仕上げるまではとても帰れないので、頑張ってしまいました。

ミシンのご機嫌をとる術はまだわかりませんが、苦労した分喜びもひとしお!

撮影セットでで記念写真も撮っていただきました。
その時のデータをもらうか、一緒に撮らせてもらえばよかったのに、全く考えが回らず…。
実は、次の作品の革選びに夢中だったので。

次の作品の型紙を展開し革を選び終えたところで、今日の教室は終わりました。
革バッグ作り、やっぱり甘くないですね。

明日はどんな発見があるかな?

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