予定外の復習
昨日のバッグ教室の成果と、そのあとのドタバタを。。。
ずっと手がけている仕事用バッグ、口の部分にファスナー付けたら完成ですから、今回こそは完成させようと意気込んででかけました。
ファスナーは、開けたときに邪魔にならないよう、脇は縫わずにつける形です。
…その前に、もうひとつ気になっていたことがありました。
本体の口の部分、ファスナー付けをするので、内側を断ち切り、表の革を接着するだけにしていました。
でも、脇の部分は、今回はファスナーを付けないので表に出てしまうのですが、同じように処理していたんです。
先生にうかがうと、「これは駄目ねぇ」と。
相談して、接着した部分をはがして、内側に折ることにしました。
内側と表側をヘリ返して縫い合わせるべきなのに、脇の部分の内側のヘリ返し分をカットしてしまっています。
内側の部分は、断ち切りなんです。
ちょっと見栄えが悪いですが、これはあきらめるしかありません。
薄くヘリ漉きをして、表、中双方をヘリ返して合わせた方がきれいだったしれません。
…自分で考えたらわかる話だったんです。 だから、ちょっとへこんでしまいました。
次に、口の部分の革を仕上げ、ファスナーを準備するように先生から指示が。
…レベルが低い話で申し訳ないのですが、私は金のファスナーを一からセットアップするのははじめてなんです。
だからそこから教えを請うことに。
今回は、片方向のファスナーを使用。
進行方向や前後止めのセットの仕方の説明を受け、やっと準備が整いました。
これを表裏の革で挟んでミシンかけ。
おホホ、形になってきたわ!
えーと、次は本体との縫い合わせね。
本体にのせてみて、シミュレーションをば。
え、えっー? もう時間切れ?!
…ということで、お楽しみは来週に持ち越しでした。
ここまでが昨日の話。
ここからが大失敗、ドタバタのお話です。
今日目覚めて…
例のファスナー部分を手に取り、バッグと組み合わせてニマニマとできあがりを想像して…
ファスナーの後ろ部分をどの程度残すのが適当かと考え、ピュッと引っ張ってみて…
あーれー?
…抜けちゃったわよぉー!
そう、しっぽの部分は、革を先に縫いつけるため、ファスナー止めをつけていなかったんです!
も、もう、頭が真っ白。
いえいえ、ここから入るはずよ、とやってみるもNG。
あれ?逆から入れるんだったかしら?
昨日の工程を全てやり直すことが頭に浮かび…
ちょっと落ち着いて…
止めを外せばここから入るはずと。
これがまた、先生のなさった方はしっかり止まっているんですね。私のとめた方はすぐに外れるのに…。
ニッパを持ちだして、慎重に取り外し。
…OKです。
さあ、きちんと入ればいいのだけけれど。
ん? …あれ?
…ここでノートを確認して。
(今になって思えば「もっと早く確認せんかいっ」と突っ込みを入れる私。)
でも、よくわからない。
やや? ひょっとして逆から入れる??
…もう、言葉がありません。
最初にトライした方向で良かったんです。
慌て過ぎていてNGだっただけ???
ふうぅー。
意味なく外すことになった止め金具をまたつけることに。
…これでもう、ファスナーの扱いは2度と忘れないと思います。
予定外の、心臓に悪い復習の時間でした。
その前は、持ち手を逆にカシメどめするし…。
しなくていい作業をたくさんしている私です。
…いろんなことを思いました。
教えてもらう安心感で受け身になってしまったために、考えずに作ってしまったところがあったな、と反省。
考えてみると、独学で進んできた時は、教えてくれる人がいない分、ネット上を探しまわったり、実物を参考にしたり、本で勉強したりと、納得するまで調べて、もっともっと考えていたように思います。
せっかくいい環境を探し当てたのだから、もっともっと考えて、独学の時の倍の成果を上げなくっちゃね。
私がいろんなことを真面目に考えている間…
ビッキー、キミはハウスで夢の中ね。
それにしても、舌が出すぎ。乾いちゃってるわよ。
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