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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

初作品

ミシン到着後はじめての作品にかかります。

さて、職業用ミシンを使って何を作りましょうか。
作りたいものはたくさんあります。
友人から「オーダーリスト」なるものをもらってしまいましたしね!

でも、今までの家庭用ミシンでは、どうやっても革がきれいに縫えなかったので、まずは革の作品を作りたいと思っていました。
別の友人がシンプルだけど素敵なバッグを見せてくれ、それを参考に製図して置いたものがありました。
これだ! と思い、革のカットに入ったのですが…

友人のバッグは、裁ちきりで、コバ処理をして縫い合わせたもの。
私の持っているのは、どちらかと言うとヘリを折り返した方がきれいにいきそうな革です。
そうすると、ヘリ漉きが必要になるため、家では手が出せません。

涙をのんで、もう少し手頃な物を検討し…
マナカ入れを作ってみようかと。

まずは、出来上がりから。

0320作2

いろいろ、問題がありましたが、こんな感じになりました。

それでは、作る過程をご紹介。

う~ん、小物もヘリ漉きやベタ漉きがしたいなぁ。
でも、私の持っているのはこんな道具のみ。

0320作1

これでも、精一杯活用したんですよ。
でも、まだまだ厚みはあるなぁ。…革漉き機は偉大だなぁ。
裏側の革に芯として紙をはり、折り返し、上からもう一枚の革を接着。
本来ならば、双方をヘリ漉きにしてすっきりとはぎ合わせられるのに、手で削ぐだけではうまくいかないので、片方の革は断ち切りにしました。

表面は、少しへこませて、マナカが取り出し易いように製図しました。
これも、ヘリ漉きができれば、もっときれいに折り返しができるのに、厚みが残るためにゴツゴツしています。
表面の裏側は、これ以上厚くならないように、アメ豚を使いました。

う~ん。
結局、随分厚くなってしまったために、SPUR君の限界に近い課題だったようです。
SPUR君には最初から「ウンウン」言わせてしまいました。
…ごめんよ。これに懲りずに活躍しておくれ!

0320作3

マナカはスッポリ入って快適! なんですが…
縫うことに気を取られて、一番欲しかったヒモをつけるのを忘れてしまいました。
ハトメでヒモをつけるための穴を開けるには、少しスペースがなさすぎ。
革紐を挟むならば、縫いあわせるときにするべきだったのに!

作品第一号は、失敗の巻。
でも、なにはともあれ、作品の完成です!

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