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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

仕事用バッグ続き

連休が明けました。

私の声は、2週間かかってほぼ元通りになりました。
まだ少しかすれはしますが、仕事に支障はない程度です。

連休を挟むことができて、仕事には最小限の影響で済んだとはいえ、「気合いで突っ走って勝負するぞ」と思ってきた私にとって、この状況はショックでした。
決して若くはない、なんて言うのも申し訳ない年齢の私、もっと気をつけなくちゃね。

ところで…久しぶりにバッグ教室に行ってきました。

これが成果です。

0509バッグ0

ん? 前回とほとんど変わっていないですって?
…そ、そうなんです。 マチの部分の玉ぶちをミシンで押さえて縫っただけっていえば、まあそうなのよね。
でもね、私的には、いろいろと面白かったんですよ!

はじめての玉ぶち押さえ、気合いで縁の部分をミシンで縫っていくのかと思って(何かと気合い!が多い私の性格…)いたのですが、溝のついた特別な抑え金があるんですね!これにまず感激!

最初は職業用ミシンで縫おうと思っていたのですが、どうも調子が悪い模様。
そこで、久しぶりに工業用ミシンのお世話になりました。
工業用ミシンの抑え金は、さらに種類が多くて感激! 
いろいろ試して、いざぁー!!
やっぱりパワフル!いいなぁ。すいっすいーと。 う~ん、いい感じです。
ポケットと重なるところなんかは、シュプールでは青息吐息だったろうなと思います。

次は、マチの革を縫い合わせ、芯を貼ります。
一度バッグにあわせて大きさを確認し、芯のための型紙を作成。

芯の選択はバッグの要だとつくづく感じています。
今回は、軟らかい革を使っているのですが、仕上げたいバッグは、書類や本を詰め込む仕事用かばんです。
だから、マチもカッチリさせたい。
ということで、 バイリーン(だったかな?)の0.6mmを選択しました。

よぉっし! 芯のカット完了。
カットしたら、すぐに張ってみたい! …で、張ってみました。
私って、つくづく前のめりの性格。

そしたら、「あら、マチのデコレーションはしないの?」と先生。
…そうでした。せっかく手作りなんだから、マチの中央部にこの布を少し施したらかわいいわね、と話していたんでした。
しまったぁ! …こうやって、手戻りを作っていくんですのよ、自分で。

ここまででで、今回の作業は終了でした。

後でいろいろ考えてみると…
ひょとしたらマチの芯の選択を間違えてしまったかもしれない。
いくら書類や本を詰め込む仕事用かばんといっても、底を強化することとマチの硬いものを選ぶことは、違うんですよね。大きなバッグは、マチの部分がカチッとしすぎていると、余計に大きさを感じてしまいます。
軟らかく折れるようにして、底と側面をカチッと固めるほうがいいかもしれないと…。
そうなると、芯の選択を考え直す必要があるかもしれないし、その時にはマチのデコレーションはない方がいいかもしれない。

…悩みは尽きません。
手戻りもいっぱいあります。
でも、こういう悩みって、結構楽しかったりします。

あ、そうそう、腕ミシンなしでのフラップ、小さいのと裏側が折り返しなしのアメ豚だったために薄いこともあって、カーブをごまかすことは、なんとかできました。

0509バッグ2

 

0509バッグ1

でも、表裏の色にあわせて、上糸と下糸の色と太さをい変えてみたら…
縫いなおしをしなくてはいけない部分があり、返し縫いがひどいことに。
ミシン目もちょっと…
と、いろいろありました。

こんな風にカーブするものは、同じ厚さの革を合わせるのはむずかしいだろうな。
腕ミシンのない環境で、カーブした物を作るには、アメ豚か、布を裏に用いるのがいいかもしれません。

そして、私のミシン、シュプール君は今、けがでお休み中。
クスン。 
ま、私が負わせたものなんですけど。

今日、ミシン屋さんのかとーさんがきてくれるといいな。
…その話はまた。

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