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大好きな、北欧スウェーデンの布に魅せられ、気の向くままに手作りしています。そんな生活を、初代相棒の気弱なヨーキーのビッキー、2代目相棒ヨーキーのティノとともに、綴っています。

ワンショルダートートの持ち手

ワンショルダートートを作っています。

…そういえば、このブログで制作過程を扱うのは久しぶりですねぇ。
何だか余裕がなくてものが出来上がってからアップするのがやっとでしたー。

さて、今日は手のかかる工程の一つ、持ち手の制作をまとめてやってみています。
まとめてやることを、あまりしたことがないので緊張しますが、この作業は絶対そのほうが効率がいいですから…。

ワンショルダートートは、文字通り一本の持ち手で肩にかけて使うバッグなので、肩にしっくりなじむようにしたい。だから、平べったく、柔らかくし、縫い目も肩にかからないようにします。

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スウェーデンの布はきれいな色のものが多いので、合わせる革は少し渋めの色になりますが、みんな好きな色!

芯は自分で作ります。
持ち手に使用するガラひもを2本組み合わせ、クッションのある布で包み縫っておきます。

これを持ち手の革にのせ、ステッチをかけます。
実は、芯を作る時にガラひもをそのまま使用すると太すぎてステッチがかけられないので、使用する革の質や厚さによってガラひもを構成する紐を何本か抜いてやることにしています。

この持ち手の最大のポイントは、コバの処理です。
縫い目を肩にあたる部分にしないということは、見える部分に縫い目がくるということ。
だから、縫った端の部分のコバを魅せる処理をしなくては…。

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まず、粗いヤスリをかけてきれいにならし、角を落とします。
それから、CMCという粉を水に入れて半日ほど置いて溶かしてたものをつけて磨きます。
タンニン仕上げの革は、これだけでどんどんきれいになっていきます。ヌメ革はCMCで丹念に磨くだけでもきれいな艶が出るので楽しいのすがが、そうでないと…。

もう少し目の粗いヤスリで磨き、またCMCをつけて…を繰り返します。
これでもきれいにならないときは、イリス等のコバ仕上げ材を縫って固まったところでもっと細かいヤスリで磨き、きれいにします。

今回は、最後にそれぞれの革に合わせてイリスを塗り仕上げました。

見せられるものになったかしら?

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…ビッキーがレースのカーテンと窓の間で…

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…固まっていました。 お嫁さんみたいねー、と爆笑!

おいでよー、で…
出てきました。

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